2026年8月にCosta社が運航するCosta Pacificaで西地中海をめぐる8日間のクルーズに参加してきました。今回は出発日と船内の様子について紹介したいと思います。
乗船まで
私たちは、現在住んでいるドイツ・ハンブルクから出発したので、ハンブルクから出港地であるイタリアのサヴォナ(Savona)までの航空券もセットになっているツアーを購入しました。送られてきたクーポンをチェックしてみると、ハンブルクからフランクフルトで乗り換えてミラノ・リナーテ空港までのルフトハンザ航空の航空券と、ミラノ・リナーテ空港からサヴォナまでのバスのチケットが添付されていました。
空路
チケットによれば、クルーズ船のサヴォナ出航は16:30、乗船は14:30、ハンブルクから出発する航空便の出発時間は6:30となっていました。ハンブルク空港までの移動時間、チェックインの時間を含めると、前日はほぼ一睡もできないまま出発しました。
(機内から見えるフランクフルト空港)
フランクフルトからミラノまでの便は、実際にはルフトハンザではなく、エア・ドロミティによるコードシェア便でした。
(Air Dolomiti)
バスでの移動
イタリア北西部リグーリア州にあるサヴォナは当然のことながら港町であるのに対して、ミラノは内陸都市です。チケットにはバスでの移動となっていましたが、移動には2時間半ほどかかるようです。 ミラノの空港に着いたのが10時でしたが、バスの出発時間は12時になっていました。小さい空港なので、さすがに時間を持て余し、空港を散策していると、コスタ・クルーズのタグをつけたスーツケースを持った人をちらほら見かけました。彼らに声をかけ、ピックアップ場所が間違っていないか確認しました。同じクルーズに参加するというと、何となく仲間意識が生まれるのか、皆さん親切です。
(ミラノ・リナーテ空港で送迎バスを待つ人たち)
ただし、空路とサヴォナ港へのバス移動が、コスタ・クルーズが直接手配している場合と、旅行代理店が手配してクルーズとセットにしてある場合の2つがあるようです。前者の場合、コスタ・クルーズの職員がすでにミラノの空港に待機しており、案内を行ってくれます。私たちは、後者の場合だったので、サヴォナ港への移動は、自己責任です。ちなみに旅行代理店が職員を現地に手配しているようなケースは、ヨーロッパではほぼ皆無だと思います。この場合、コスタ・クルーズのミラノ空港に待機している職員は原則管轄外ということになります。コスタ・クルーズが直接手配しているバスの乗客リストに私たちの名前がないことが分かり、一瞬焦ったのですが、理由は上記のようなことであることを職員が教えてくれました。
スーツケースにコスタ・クルーズから送られてきた荷物タグを貼り付けておきます。そうするとミラノのバスに預けた荷物は、クルーズ船内の我々の客室の入り口まで運んでおいてもらえます。
コスタが手配したバスは、先に出発してしまったのですが、私たちが予約した旅行代理店が手配したバスも、到着はやや遅延したものの、無事目的地に向けて出発しました。同乗した乗客は我々を含めて20人弱で、少し驚いたことに、我々以外ほぼ全員イタリア人のようでした。バスの中での説明もイタリア語だけで、やや面食らったのですが、こちらが知りたい情報を英語で質問すると、教えてくれたので、大きな問題はありませんでした。
(サヴォナに向かうバスの様子)
乗船手続き
ミラノからサヴォナまではバスで2時間半ほどかかります。サヴォナのクルーズターミナルには、コスタのロゴが大きく表示された受付デスクが準備されていて、迷うことはありませんでした。乗船に際して、1)コスタ・クルーズからメールで送られてきていた乗船証と2)今回訪問するイタリア、スペイン、フランスに旅行期間中に合法的に滞在することが許可されたことを証明する書類、3)パスポートの提示を求められます。1)に関しては、すでに様々な個人情報が記載されているのですが、そのためには、事前にコスタ・クルーズのホームページにログインして、各自の個人情報を登録しておく必要がありました。また2)に関しては、日本国籍の方が日本から直接訪問する場合、上記の3カ国ともシェンゲン協定加盟国ですので、何も必要ありません。また我々の場合は、ドイツの長期滞在許可証を見せるということになります。
出航時間は16:30でしたので、我々が船に乗り込むと、早々に船はサヴォナ港を出発しました。
(乗船証)
船内での様子
コスタカード
乗船手続きが終了すると、コスタカードというものが発行されます。コスタカードというのは、様々な機能を持ったクレジットカード大のカードです。クルーズに参加するにあたって最も重要な書類です。このカードには以下の情報と機能があります。
- 船内での身分証明書:旅行中、船から一時的に離れるとき、このカードを職員に提示しなくてはなりません。これによって当該の乗客が離船していることが把握されます。また再乗船するときも、このカードを提示しないと、再乗船は認められません。クルーズ中は、事実上、パスポートとして機能します。港では、我々のクルーズのような国際便も出発しますので、出国手続きもあります。しかしながらこのカードを提示すると、それで手続きは終了で、改めてパスポートの提示を求められることはありませんでした。
- 客室番号:船内は、3,000人以上が寝泊まりできる、巨大なホテルでもあるわけですが、このカードに各自の部屋番号が記載されています。またこのカードは客室に入室するためのカードキーにもなっています。
- レストランの座席番号:コスタのクルーズ船は、全て乗船者のほぼ半数に、フルコースの食事を提供できるレストランが設置されています。そのため、2交代のディナータイムを設定することで、乗客全員がディナーを楽しむことができるようになっています。乗客は、指定された同じ座席で、同じウェイター(ウェイトレス)からサービスを提供されることになります。コスタカードにはこの座席番号が記載されています。ちなみに今回のクルーズでは、1回目のディナーの開始時間が18:45,2回目が21:15でした。一般的に北ヨーロッパ諸国からの乗客は早い時間帯、南ヨーロッパ諸国からの乗客は遅い時間帯を希望する傾向があるようです。我々は、ドイツから予約を行ったためか、早い時間帯が指定されていました。
- 船内での支払い手段:クルーズ中には、予約時点で料金に含まれているサービス(運賃、宿泊料金、朝食・昼食・夕食ただし飲み物は含まれず)以外に様々な支出が発生してきます。代表的なものを挙げれば、食事、カフェ、バーでの様々な飲み物、船外でのエクスカーション参加費、船内でのショッピングなどです。これらの費用は現金やクレジットカードではなく、コスタカードを提示することで支払います。このコスタカードとクレジットカードを連携する、ないしは船内にあるATMのような機械を使って現金(ユーロのみ)をカードにチャージを行います。最終的な精算を下船時に行うことになります。
- 船内で利用できるサービスについての情報:予約に含まれていないサーヴィスが様々あることを述べましたが、これらを予約時(乗船前)に事前に購入しておくことで、割引を受けることができます。例えばドリンク・パッケージと呼ばれる、1日あたり定額料金を支払うことで、ドリンクを無制限に購入できるサーヴィスなどが代表的なものです。コスタカードにはこうしたサーヴィスの事前購入の有無が記されています。
(コスタカード)
クルーズ船というは、簡単に言えばショッピングセンターとホテルが合体したものです。それが丸ごと移動しながら次の目的地に向かっていくわけです。
船内での催し物情報:OGGI A BORDO
毎日夕食後くらいの時間(初日分はすでに部屋に置かれています)に客室にOGGI A BORDOという名称の船内紙が届けられます。これに催し物の情報や、食事の時間、次の日の港への入港時間・出港時間等などの船内で過ごすための必要な情報が記載されています。また申し込み時の言語で、この情報紙も配付されるようです。私たちは、ドイツから申し込みを行ったので、ドイツ語版が置かれていました。日本語版があるのかどうか、申し訳ありませんが不明です。
前回コスタ・クルーズを利用した時には、船内の情報は全てこの船内紙に頼るか、船内のレセプションで尋ねるしかありませんでした。しかしながら、今回は事前にコスタからのメールで、アプリをインストールするように連絡がありました。このアプリは、チェックイン等の乗船までの情報、船内紙に掲載されている情報、さらに後述の船内でのレストランやバーのメニュー、上陸地でのエクスカーション情報(予約もアプリから可能)等が掲載されています。
食事
クルーズ船での旅の醍醐味の一つは、船内での食事といえるでしょう。またコスタ・クルーズは、他のクルーズ会社と比較して、イタリアンな雰囲気を出すことに力を入れているそうですので、特に食事には気合いが入っているようです。船内での飲食は、基本ツアー料金に含まれている部分と追加で現地で料金を支払う部分に分かれています。
基本ツアーに含まれている部分
- ディナー:食事の一番のハイライトとなるのは、ディナーです。今回乗船したコスタ・パシフィカにはMy WayとNew York New Yorkという名称の約1,000人と約700人を収容できるメインレストランが2つ設置されています。乗客は、指定された時間帯に指定された座席で夕食をとることになります。サーヴィスを提供するクルーも毎日同じですので、そのうち顔なじみになり、様々な船内事情等の情報も得られるようになります。またメニューは基本的にイタリアンで、前菜・プリモ・セコンド・デザートから構成されます。また内容は毎日異なり、メニューが重なることは一回もありません。ただし、あえて同じメニューを食べたい方も一定数いるようで、定番メニューも用意されており、積極的にそちらを選ぶこともできます。
- ディナーその2:上記の二つのレストラン以外に、La Palomaというレストランも用意されています。こちらも指定されたディナータイムに利用できますが、こちらはビュッフェ形式で、乗客は好きな料理を選んで、好きな座席で頂くということになります。こちらでは、このビュッフェメニューの中に、フィルター・コーヒー、水、ジュースが含まれています。
- 朝食:朝食は上記のLa Palomaと、メインレストランのNew York New York、そして後述するスペシャル・レストランの一部の空間が、朝食スペースとして開放されます。そこでビュッフェ形式で、頂くことになります。ただし、New York New Yorkで朝食をとった場合、卵料理とパンケーキなどをオーダーすることができます。
- 昼食:昼食も原則朝食と同様です。ただし朝食と異なり、メインレストランのNew York New Yorkは、完全オーダー制のコース料理の提供となります。ディナーとは異なるのは、座席の配置のみで、入店順に案内されることになります。コースの内容も、ディナーと同じ4品構成なので、結構ヘビーです。近くのお客さんをみると、何品か注文をパスしている方も見かけました。
- ティータイム:昼食時間(〜15:00)が終了すると、ビュッフェレストランであるLa Palomaにおいて、間髪置かずティータイムが始まります。ここではフルーツとケーキを中心とした軽食とフィルター・コーヒーと水が提供されます。
- 夜食:船内紙の情報によると、ビュッフェレストランであるLa Palomaでは、夕食提供後、23:00頃から夜食が提供されるようです。ここまで目を通された方は、想像できると思いますが、あまりに満腹で、私たちはこの機会を利用することはありませんでした。
追加の出費が必要な部分
- スペシャル・レストランでのディナー(一部昼食も):前述のMy Way 、New York New Yorkとla Palomaの他にArchipelago – Edition I、Sushino、The Salty Beach Street Food、Pummid’Oro Pizzeria、Teppanyaki Restaurantという5つのスペシャル・レストランがあります。ここでディナーもしくは昼食をとることができます。その際には、15〜90ユーロ程度の追加料金を支払う必要があります。これらのレストランは、メインレストランに比べると、圧倒的に座席数が少ないので、事前に席を予約しておくことが必要な場合があるようです。
- ちなみにArchipelagoは、この船に乗船しているフランス人、イタリア人,スペイン人の3人の料理長の合作のコース料理の提供だそうです。興味を惹かれたのですが、全部で12品のコースという説明を受けた時点で、ただでさえ常時満腹気味だったので、遠慮することにしました。
- バー・カフェでの飲み物、軽食:キャラクター的にあまり違いを感じなかったので、あえて個別の名称を挙げませんが、船内にはバー・カフェが9カ所設置されています。ここでコーヒー、カクテル、ビール、ワイン、ソフト・ドリンク、ミネラル・ウォーター、アイスクリーム等が提供されます。これらは、基本的に全て基本ツアー代金には含まれておらず、別途支払いが必要です。また支払いは、前述のコスタカードを提示することで行い、現金等での支払いはできません。早朝以外は、ほぼ終日(深夜まで)提供されているようです。少し整理すれば、昼食時に、ビュッフェレストランで食事と水の提供を受け、同時に(すぐそばに隣接している)バーでビールやコーラなどを注文すると、ビールとコーラの代金のみが後で請求されるということになります。
- コースで提供されるディナー、昼食時の飲み物:メイン・レストランで昼食やディナーをとると、恐らくそこで何物も飲まないという方はいないと思います。この時の飲み物は、クルーズの基本料金には含まれていません。余談ですが、私は食後にコーヒーを絶対に飲みたいタイプなのですが、コースを提供しているメイン・レストランで最後にコーヒーを注文したら、バーに行くように言われました。ゆったり食事をした後で、あえて場所を変えてバーに行かなくてはならないというシステムはちょっと残念かなと思いました。
ドリンク・パッケージ
スペシャル・レストラン以外の食事は原則クルーズ料金に含まれているものの、その際に最小限のドリンク以外は、別料金になっています。また船内のイベントを楽しみながら、バーやカフェで注文したドリンクも別料金です。
コスタ・クルーズでは、このドリンクを一定額を支払う形で、無制限に注文可能というパッケージをツアー基本料金とは別途販売しています。このドリンクパッケージは、1)My Soft Drinks:ソフト・ドリンク飲み放題、2)My Drinks:ソフト・アルコール・ドリンク飲み放題、3)My Drinks Plus:2)に加えてさらに上等なワインなどが加えられたソフト・アルコール・ドリンク飲み放題の三種類があるようです。ドリンクパッケージのドリンクは、グラス単位(ワイン、ミネラルウォーターなど)で提供されます。ちなみにワインに関して言えば、2)のパッケージでは、赤・白それぞれ3種類、ロゼが1種類でした。また銘柄は、全てイタリアワインでした。 値段は1)→2)→3)と高くなります。またこのパッケージは参加するクルーズの全日程および同行者全員が申し込まなくてはならないというルールになっているようです。未成年者を含む家族で、成年がMy Drinksのパッケージを申し込んだ場合、未成年者は未成年者向けに準備されているMy Drinks Youngのパッケージを申し込まなくてはならないという感じです。このパッケージは、乗船時点で申し込むこともできますが、クルーズの予約時点で申し込むと、割引が適用されるようです。ちなみに乗船時に申し込むと、
- My Soft Drinks:27ユーロ/日
- My Drinks:42ユーロ/日
- My Drinks Plus:57ユーロ/日
- My Soft Drinks Young :21ユーロ/日(2026年現在)
バー、カフェのメニューには、1)2)3)のどのパッケージにその飲み物が含まれているのか、色別に表示されています。
船内のバーのメニューと料金←クリックするとメニューがダウンロードされます。
特典
我々は、出発の2週間前というギリギリの時期にクルーズを予約しました。いわゆる「売れ残り」商品を特価で購入しようという魂胆なわけですが、結構お手頃の良い感じのものがあったので、今回の旅を予約しました。その際に特典として、サヴォナまでの送迎(空路と陸路)とMyItalianというドリンク・パッケージが付いていました。MyItalianについて調べてみると、ドイツ、オーストリア、スイスだけで販売されているドリンク・パッケージのようです。上記の2)、つまりソフト・アルコール・ドリンク飲み放題に加えて、毎日500mlのボトルのミネラルウォーター(陸上でのエクスカーション時に持ち歩くことを想定しているようです)、カフェでのジェラート食べ放題、スペシャル・レストランPummid’Oro Pizzeriaでのクルーズ中1回のピザの注文が含まれていました。購入すると、これだけで約400ユーロ近くになりますので、随分お得な感じです。
飲食以外の追加費用
船内には様々な娯楽が提供されているのですが、多くの場合それへの参加はツアー料金に含まれています。別料金が必要な代表的なものを挙げると以下のようになると思います。
- スパ・サウナ:残念ながら私は縁遠いので、実際どんなものかお伝えすることはできません。船内で配付されたチラシによると、全身マッサージ、顔面マッサージ、頭皮マッサージ(合計75分)に2時間のスパ・サウナの利用で129ユーロとありました。ただし船内の結構なスペースを専有しているので、それなりに充実していると想像します。
- 船内でのショッピング:コスタのロゴをあしらったグッズ、おもちゃ、ブランド物の時計、アクセサリー、衣料品などが販売されています。
- 船外でのエクスカーション:クルーズ船は基本的に、夕方出港し、朝に寄港するというパターンで運航しています。つまり日中は、港に停泊している訳ですが、多くの乗客は船から降りて、寄港地の町を楽しみます。その際に、船の目の前から出発するエクスカーションをコスタ・クルーズが何種類か準備しています。これへの参加は、クルーズ費用に含まれていません。大体前日の夜までに予約しておくことになります。
- インターネット:寄港地では携帯電話を使用することは可能です。しかしながら、出航して外洋に出るとすぐに圏外になります。また全日洋上で過ごす日もありますので、その日は一日中圏外ということになります。コスタではスターリンクを利用して、インターネット環境を用意しています。ただしこれを利用するのは有料です。利用料金は、データの使用量に応じて、17ユーロ、12ユーロ、6ユーロ/日(2026年時点)です。また時間単位での利用料金も設定されているようです。
- クリーニング:今回のクルーズのように8日間ともなると、結構な洗濯物も溜まってくるのですが、クリーニング・サーヴィスもあります。25点までで一括24.99ユーロとありました(2026年時点)
- カジノ:船内にはカジノも設置されています。ここでかかる費用もクルーズ費用には含まれていません。また儲けた金額は、下船時までに精算しないと無効になると注意書きがありました。
客室
客室は基本的に、細かく言うと色々あるのですが、大別すれば以下の4つのタイプになります。内装は、基本的にホテルをイメージしていただければ、それほど大差ありません。それぞれ基本は2名一室となっており、家族用にエキストラベッド(2段ベッド)やバリアフリーになっている部屋などがあったりします。
またこのタイプの違いによって、これまで述べてきた船内での食事等のサービスが異なるということは原則ありません。またスイート以外は、部屋の広さ自体はそれほど違いはありません。バルコニー船室は、それ以外の船室に比べ、バルコニーの分、数平米広くなります。
内側船室
船の内側に配置されている部屋であり、室内に全く窓がありません。船旅なのに部屋からは全く海が見えないということになります。しかしながら、船内には海が見渡せるデッキ(寝そべることも可能)が広大な面積で設置されており、また四六時中、何らかのイベントやバー・カフェが営業しているので、部屋は寝るためだけにあれば良いと割り切る人向きです。ツアー料金は当然一番安くなります。私たちは、今回「売れ残り品」を予約したので、このタイプの部屋しか残っていませんでした。
海側船室
上記の内側船室に開閉できない窓がついたタイプの客室です。また現在のクルーズ船は、十数階分の高さがあるのですが、上記の内側船室とこのタイプの船室は、多くの場合低層階に配置されています。それは逆に言えば、レストラン・バーがある階層に近くて移動が便利という見方もできます。またこのタイプの部屋は、窓がある分内側船室よりましだろう思って予約すると、窓の外から見えるのは船に搭載されている救命ボートだけということもあります。その点については、予約時に記載がありますので、注意してください。
バルコニー付き船室
建造年が新しい船ほど、このタイプの客室の割合が多い気がします。恐らく稼ぎ頭の船室タイプなのだと思います。このタイプの船室は、海を眺め、海風にあたりながら自分の部屋で過ごすことができるので、当然人気があります。またルームサービス(要サービス料金)を利用してバルコニーで優雅に朝食ということも可能です。
スイートルーム
スイートルームに実際に宿泊できるほど裕福ではないので、ここで紹介する情報は、クルーズ会社提供の情報をまとめてみます。まずは客室の広さは、32 m²で他の客室の3倍近くあります。また通常の定員は4人で、ダブルベッド1台の他にソファベッドが一台備え付けられています。また他の客室にはないサービスとして各種枕の選択、ハイドロマッサージ浴槽付きバスルーム、バスローブ、スリッパ、バスアメニティ、ミニバー、フルーツバスケット、専用のバトラーサービス、乗船・下船時の優先対応、レストランでのテーブル予約時の優先対応、船長とのカクテルレセプション、客室での朝食のルームサービスが無料という感じです。またミニバーは、他の部屋にも備え付けてありますが、スイートの場合は利用も無料になります。
それでは続きはまた別の機会に